--- description: v12.27.0以降で使用できる、Misskey独自の簡素な認証方法について説明しています。 --- # MiAuth方式でのアクセストークン取得方式 アプリケーションを利用するユーザー(以下単に「ユーザー」と呼びます)のアクセストークンを取得するには、以下の手順で発行をリクエストします。 :::tip 以下に説明する方法は、アプリを作成せずインスタントにアクセストークンを発行する、MiAuthと呼ばれるものです。 - [よりおおく使われているOAuth方式でのアクセストークン取得方法もあります。](./oauth.md) - [アプリ作成方式でのアクセストークン取得方法もあります(旧来型)。](./app.md) ::: ## Step 1 UUIDを生成する。以後これを**セッションID**と呼びます。 :::danger このセッションIDは毎回生成し、使いまわさないようにしてください。 ::: ## Step 2 アプリケーション認証フォームをユーザーのブラウザで表示させる。認証フォームは、以下の形式のURLで開くことができます: ``` https://{host}/miauth/{session} ``` ここで、 - `{host}`の部分は、ユーザーのサーバーのホストに置き換えます。通常ホストはユーザーが入力します。 - `{session}`の部分は、セッションIDに置き換えます。 また、URLにクエリパラメータとしていくつかのオプションを設定できます: | 名前 | 説明 | | ------------ | ------------------------------------------------------------------------------ | | `name` | アプリケーション名。 | | `icon` | アプリケーションのアイコン画像URL。 | | `callback` | 認証が終わった後にリダイレクトするURL。
リダイレクト時には、`session`というクエリパラメータでセッションIDが付きます。 | | `permission` | アプリケーションが要求する権限。
要求する権限を`,`で区切って列挙します。権限の一覧は[こちら](../permission.md)で確認できます。 | :::tip{label='例'} ``` https://misskey.io/miauth/c1f6d42b-468b-4fd2-8274-e58abdedef6f?name=MyApp&callback=https%3A%2F%2Fmyapp.example.com%2Fcallback&permission=write:notes,write:following,read:drive ``` ::: ## Step 3 ユーザーがアプリケーションアクセスを許可した後、次の形式のURLにPOSTリクエストすると、レスポンスとしてアクセストークンを含むJSONが返ります。 ``` https://{host}/api/miauth/{session}/check ``` ここで、 - `{host}`の部分は、ユーザーのサーバーのホストに置き換えます。 - `{session}`の部分は、セッションIDに置き換えます。 レスポンスに含まれるプロパティは以下の通りです: | 名前 | 説明 | | ------- | -------------- | | `token` | ユーザーのアクセストークン。 | | `user` | ユーザーの情報。 |